サロンこぼれ話 第69回 ☆泳ぐことが楽しくなった☆ イージー・スイミング マスターコーチ 加藤幸恵
2019年12月10日
加藤コーチ |
こんにちは、マスターコーチの加藤幸恵です。地元の岩手でも雪が降り、本格的な冬の時期に入りました。もう12月か・・・早いなと感じる今日この頃です。そんな時期ではありますが、寒さに負けずにこの時期から船堀サロンでレッスンをスタートする方も沢山います。予約が取りやすくプールも混まないので、水泳するにはベストなタイミングになります。(寒さが1番大きな敵ですが・・・)
中学校で家庭科の先生をしているMさん、股関節の調子が悪くプールを薦められ水中ウォーキングからスタート。プールに行くようになって水の中が気持ちよく、足の調子もいい!!歩くだけでなく泳げるようになりたいとレッスンを開始。
手を下に下げただけでお尻が浮くのがすぐにわかり、キックは少しでいいと知る。まずは足がふわっと浮いたことで感動☆軽く足を動かすだけでいいんだとわかると嬉しくなり、手はどう動かせばいいのか気になってくる。手の位置、幅、タイミングを確認しながら少しずつからだに浸透させる。最初は力が入るに決まっているので、無理に抜く必要なんかない。動きに慣れてきて、浮いている安心感が出てくればそのうち力は抜けてくる。抜こうと思って抜けるなら最初からそうしてる。
初回40分のレッスンの終わりにはずいぶんラクに浮けるようになり、指先まで力がピーンと入っていたのが緩んだ。こんなに優しく手を入れても進むんだ、力で押し込まなくてもいいんだ。頭の中で理論も繋がったのでスッキリ!!次のレッスンまで自分で練習です。
2回目のレッスンの際には息継ぎなしのクロールで10Mぐらい泳げるようになっていた。プールでも進む感じを体感していた。浮くのが当たり前になると「もっと進みが欲しくなる」。どんどん目標が変わってきて、1つクリアになれば「次はもっとこうしたい」と新たな目標ができる。
手を待たせることで1番いいタイミングで手を動かすことができる。ラクして進みを良くするにはベストなタイミングで手と手を動かす必要がある。そのタイミングまでは勝手に手を動かさないで待たせる。これがとっても大事で難しい。その分、達成できたときにはスーッと滑るようにとっても気持ちよく進む。
毎回レクチャーを受けて泳ぐの繰り返し、上手くできたときのMさんの満面の笑顔。できた!と自己評価できたときの顔。「ああ、この感じか♪何だか気持ちよく進みました!!!」ですよね、わかりましたよね。手を頑張って待たせた甲斐がありましたよね。「わー、楽しくなってきたー♪」その言葉が聞けると嬉しい!!!指導者冥利に尽きる。
自分のからだをコントロールするのって簡単ではなく、自制しなければいけないことが幾つもでてきます。しかも水中でコントロールしろっていうんだから、慣れるまで時間もかかります。水の中という環境にまずは慣れるために「水と仲良くすること」、これが最初にやらなきゃいけないことです。どうぞよろしくね、私と仲良くしてね、いじめないから叩かないから優しくするからね。力づくで何とかしようとした時点で上手くいきません。いつもと違う環境に実を投じているんですから、向こうに合わせていかないと!!!
Mさんは今までプールに行くのがしんどくて仕方なかったとのこと。今は楽しくて楽しくてといつも笑顔です。気持ちよく泳ぐためにも練習も楽しくなければ続きません。辛かったものがラクになって、距離が伸びて、できなかったことができるようになると楽しくなります♪
いつからはじめても遅くなんてありません。ぜひこの機会にあなたも船堀サロンで水泳レッスンはじめてみませんか?いつでもお待ちしています。
☆ ---------------- サロンこぼれ話のバックナンバー ---------------- ☆ |