2013年2月11日
TIマスターコーチ 加藤幸恵
加藤コーチ

こんにちは、マスターコーチの加藤幸恵です。今回のサロンこぼれ話は、「半年で変身した8歳のとも君」の紹介です。

今までも船堀サロンにプライベートレッスンに来ている子供達の紹介をしてきました。選手コースに在籍している子供が多いのですが、そのベースとなるスイミングスクールの級の合格のために通っている子供もいます。単なる級の合格だけではなく、しっかりとしたフォームを身につけさせたいと期待をしている親御さんも沢山来ます。

今回紹介するとも君8歳小学校2年生は、昨年7月に初めてお父さんお母さんと船堀サロンに来ました☆

予約の際には、以下のようなメッセージがついていました。

「小学2年生男子で、1年前から近隣のスイミングスクールに週2回通っています(選手コースではありません)。100m個人メドレーのタイムは2分30秒ぐらいです。少し水の中で身体を動かせるようになったせいか、最近は力任せに泳いでしまいます。本人の意識も“可能な限り力強く速く身体を動かす”ことがよいと誤解しているようです(タイムレースの際にその傾向が顕著です)。今後水泳を続けていくのに足場になるようなことを学べればと考えています。

長い目で見て8歳の息子にしっかりとしたフォーム、からだの使い方を理解して欲しい!そんな親御さんの想いが見て取れました。実際に7月1日初めてきたときのとも君は、何でここに来たのかわからずポカーンとしてる状態。もちろん大人が良かれと思って申しこんでいるので、大抵の子供達は選手で無い限り同じ状態になります。

ところが、このとも君が毎回レッスンに来るたびにメキメキと成長するんです♪コーチ達もびっくり。

10月始めで8回のレッスンを終え、このときですでに自分で考えて泳ぐようになっていて、どんどん置いていかれていた通っているスイミングの練習も余裕でこなすようになりました。「あの子には負けたくない!○○秒で泳げるようになりたい!!」と明確な目標まで立てるほど。どんどん吸収するのでクラブのコーチ達も驚くほど、4種目すべての泳ぎが軸の安定した伸びる泳ぎとなりました。

すると、12月にはクラブの選手担当コーチに「選手コースへのお誘い」を受けたのです☆選手コースに行くかどうかはまだわかりませんが、彼がここに来たことで意識が変わり水泳に対しての想いが変わったことは事実です。そして・・・・そのきっかけを作ったのは親御さん。子供がやる気を出せるような、興味をもつような、動きのしくみがわかるような、そんな環境を作るのは用意するのは大人の仕事です☆水泳では私達トータルイマージョンのコーチがその環境作りのサポートをします。

先日もとも君がレッスンに来ました。記録会で50mクロール49秒で泳ぎました!!!記録会の前に「54秒で泳ぎたい」と自分で目標を立てました。(以前のタイムは56秒だったとのこと堅実に目標設定しました。)自己設定よりも5秒も速く泳げた☆前回よりも7秒速く☆まだトータルイマージョンでレッスンして半年、回数で言うと16回顔を合わせただけで・・・・。本当に秘めた闘志を燃やす8歳男子になりました。まだまだとも君の成長は続きます。

私達コーチ陣もみんなで応援しています。

後記:文章だけでは伝え切れませんでしたっ。(汗)彼の変わりぶりはどの子供達にも通じる気がしています。ただプールに通わせてはもったいありません。泳ぐ距離だけでは怪我するだけです。

加藤コーチへのメールはこちら・・・

☆ ---------------- サロンこぼれ話のバックナンバー ---------------- ☆

事前勉強の大切さ サロンこぼれ話 第16回

72歳のステキなトライアスリート サロンこぼれ話 第15回

サロンこぼれ話 第14回

学童に向けての水泳☆(サロンこぼれ話 第13回)

マンツーマンレッスンだけではないんです☆ 〜船堀サロンの有効活用〜 (サロンこぼれ話 第12回) 

 教わり上手になりましょう☆(サロンこぼれ話 第11回) 

レッスン+メールでの指導(サロンこぼれ話 第10回) 

がんばっぺ東北☆(サロンこぼれ話・番外編) 

じゃあ、そろそろ運動しませんか?(サロンこぼれ話 第9回)

ジャズピアニストと水泳(サロンこぼれ話 第8回)

しゅうちゃんは年長さん(サロンこぼれ話 第7回)

ジュニア選手たち(サロンこぼれ話 第6回)

サロンのお客様(サロンこぼれ話 第5回)

行列のできるサロン!(サロンこぼれ話 第4回)

トライアスロンに挑戦!(サロンこぼれ話 第3回)

非日常的な極上スイム体験(サロンこぼれ話 第2回)

シンクロ夫妻(サロンこぼれ話 第1回)

 ©Easy Swimming Corporation