2012年12月10日
TIマスターコーチ 加藤幸恵
加藤コーチ

こんにちは、マスターコーチの加藤幸恵です。今回のサロンこぼれ話は、「事前勉強の大切さ」と題してレッスン受講の際の準備についてお話します。2012年の締めくくりにふさわしい内容かと思います♪ぜひ、読んでいただきこれからのスイム練習やレッスンに役立ててください。

トータルイマージョン船堀サロンには、月にのべ120人のお客様がプライベートレッスンを受講しにいらっしゃいます。最初にカウンセリングを行ない、トータルイマージョンを知った経緯や、どんな課題があるのか、目標は何なのかなど担当コーチが聞き取りをします。

その際に、「かんたんクロールのDVDを見て」とか、「かんたんスイミングの本を買って」「ちょっとマネして泳いで見たんですが・・・」と言うお客様(この方が事前勉強してきた方)と、「知り合いにイイと聞いたからすぐ予約した」「本で紹介されてたので・・・」とか「ホームページでたまたま見ただけで・・・」と言うお客様(事前勉強のない方)と2パターンに分かれます。

もちろん、どの状態で来ていただいても目からうろこ!!の変身ぶりが期待できる指導をする自信があります♪

しかし、どのような方にも同じようにレッスンをするのですから、1コマで自分の疑問も解決し、更なる発見をして帰れればなおHappyではないでしょうか?今現在のレベルはもちろん目的もさまざまですが、それぞれのレッスン受講前の事前勉強があるかないか理解度も、効果の出方も、全く違ってきます。

要するに、「受け身でなく、<受ける側にも準備がある>と料金以上に期待以上に、想像以上に変化する」のです。

◎事前勉強のないお客様。

お友達や知り合いに勧められ、本に書いてあったことで予約していただいて本当にありがたい限りです。どんなきっかけだろうと行ってみよう!スイムを何とかしたい!という想いは、TIスイムにいらっしゃる皆さんすべて同じだと思います。その予約の際に、ホームページを経由せずに電話で予約をされた方と、紹介された後にホームページを見て何となくどういうコンセプトで指導するところなのか把握した方と、ここでもまた違ってきます。

ちょっとホームページを覗くだけでもイメージがついたのに・・・。何を言っているのか、何をしたいのかさっぱりわからずレッスン終了間近に何となくわかりかける。言われるがままに来たので、教わる姿勢ではなく吸収できずに終わってしまう。

とってももったいない・・・。

TIのイメージがあるのであれば、何となくではあるがレッスンでやるべきことは想像がつく。「トータルイマージョン」というところが何を伝えたいのか、HPで言っている意味もわかる。実際やって見ると理にかなっているので、身につけようと練習する。結果が出やすい!事前勉強のないお客様は、ここまでの理解度・満足度までなり得ない。本当はもっともっと習得できることがあったのに。

◎事前勉強をしているお客様。

ホームページの内容を見て、youtubeの映像を見たり、本やDVDで少しでも練習やイメージを行なった方は、事前に「どうして手は下にするんだ?」「あんなに近くから入水するのか?」など、疑問を持って来られます。その何で?が、レッスン受講後には解決できるのです。何のイメージもないまま、受け身のままでレッスンを受けるよりは、自分なりの意見や考えを持って受けたほうが、値段以上に得る物がある。これは、水泳に限らずどんなことにも言えると思います。

実際にドリルを行なってみて、又はYouTubeの映像を真似てみて、よくわからないところ・上手くできなかったところがわかると、レッスンの際にどうして上手くできないのか解決できます。もちろん、それ以外にもコーチに指摘される部分が出てくるので、事前に気になっていた・できなかった部分ができるようになり、新たな課題もできるので今後の練習の糧となる。ちょっと事前に準備するだけで、ただ教わるだけでなくそれ以上に教えてもらえる状況になる。お得な受け方になる。

私も、船堀サロンで指導して丸6年になりました。以前スポーツクラブで指導していたとき以上に、受ける側のお客様の状態がどうなのかによって効果の出方には大きく差が出ることを感じています。皆様の更なるスイムフォームのカイゼン、タイムアップのためにも、2013年はDVDや本で理論も身につけていただき(ここが事前勉強、情報収集)、頭でも体でも理解できるようにサポート(これは私達コーチが努力)していきたいと思っております。

今年もたくさんの方にお会いできたことに感謝しております。来年も多くのお客様をキレイに泳ぐお魚にしていきたいと思います。

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