サロンこぼれ話 第55回 ☆お客様のバックグラウンドを考える☆ TIマスターコーチ 加藤幸恵
2018年2月10日
加藤コーチ |
こんにちは、マスターコーチの加藤幸恵です。今回はお客様の紹介でなく、指導している私がマンツーマン指導で大切にしていることをまとめてみました。
船堀サロンはマンツーマンで水泳指導をしています。1対1のレッスンは弊社のみならず他でも行っているところはありますが、マンツーマンだからこそ目の前にいる方の泳ぎの悩みは何なのかはもちろん、どんな環境でどのぐらい練習しているのか、もしくは練習したいがプールに行っても練習しづらいことがあるのかどうか等、お客様のバックグラウンドを考えることはとても大事なことです。
- 泳げるようになりたいのだけど、プールに行くと速く泳いでいる人がいるコースに入りにくいし、練習したいが他の人の迷惑になるのが気になって・・・・・。
わかります!プールって壁から壁までの閉鎖された空間で、しかもグルグルずっと泳いでいる人がいると泳げない人は何だか萎縮してしまう空間ですよね。どこのコースに入って何をすればいいのかわからなくなる。その場合はウォーキングコースに入ることをお勧めしています。準備運動がてら、そして他のコースの空きを見る時間としても使えます。ランドリハーサルしながら歩くこともできます。人が空いてきたら隣のコースに移って練習開始。また混んできたらウォーキングのコースに戻る。これは泳ぐレーンでも同じことで、ゆっくり泳ぐコースが空いているならそこでドリル練習をし、速く泳ぐコースが空いたら長い距離を泳ぐというように臨機応変に移動すればいいのです。自分のプールではないのですから、その場の状況に応じて動けるようにしなければ練習すらできません。
- 仕事場の近くにプールがあるので、昼休みの20分だけいつも泳いでいる方もいます。自分のライフスタイルに合わせて短時間でもいいので泳ぐ習慣を作ろうと休憩時間にサッと泳ぐ。昼過ぎあたりはプールも空く時間なので効率もいいですね。
- そんな休憩時間の過ごし方自分には無理だよって方。でも仕事後だと疲れてるし、でも土日も休みで家族や他の予定が入って・・・・。
では、シャワーを浴びがてら週1でいいので帰りがけに寄れる場所にプールを探してみてはどうですか。トレーニングをするということでモチベーションが上がる人もいれば、リフレッシュ又はリラックス、はたまたお風呂がてらでプールに行ってくるか!という気持ちになる人もいます。
大事なことは自分がやりやすいように、目標達成しやすいように、どんな筋書きであれば泳ぎに行けるのかということです☆
指導の際の会話や、最初のカウンセリングでお客様のバックグラウンドが見えてくることでただ泳がせるだけでなく、その後のスイムライフが円滑に送れるようにと先のことまで考えています。レッスン受講で泳げるようにするのは当たり前のことです。それだけではダメなんです。プールに1人で行っても練習できるように、目の前にコーチがいなくても修正できるように、プールでの立ち回り方を覚えて足を向けてもらえるように、そこまで考えないと水泳人口は増えていかないと思います。
あなたのバックグラウンドも聞かせて下さい。必ずお役に立てると思います。
追記:船堀サロンは月に何度か最大5名で流水プールに一緒に入るグループレッスンも行っています。体験レッスン・トライアスロンワークショップ等イベントも実施していますので、1人で不安であればお仲間とも受講可能です。
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