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加藤コーチ |
こんにちは、マスターコーチの加藤幸恵です。今回のサロンこぼれ話は寒くなるこれからの時期だからこそ、今のうちにしっかり泳げるように!!ということで「シーズンオフのうちにはじめましょう」と題してまとめていきたいと思います。
水泳と言ったら夏♪暑いのでプールに入りたくなる!いざ泳ごうと思ったら・・・・あれ??苦しい。沈んでしまう。うまく進まない。暖かくなったら上手にラクに泳ぎたい!ならば今時期にしっかりとからだに動きを教えるべきです。その動きがわからなければまずはどうすればいいか知るべきです。また、プールで泳ぎたいのか、海なのか、健康のためか大会に出るためか、人それぞれの目的によっても知っておくべき情報量も違ってきます。
今まで何度もこぼれ話でも記載していますが、近年のトライアスロン熱の上昇傾向は半端なく、TIスイムサロンにいらっしゃっているお客様の8割はトライアスロンのために泳ぎたいという方々です。競技人口も増えたため人気の大会は軒並みすぐに満員御礼となり、抽選になる大会も今年は多くなりました。
また、ウェットがあるから大丈夫!と安易に挑戦する人も相変わらず多いのも実情です。水泳を指導する者として、とても危険な状況だと感じています。
現に、今年も石垣島の大会で亡くなった方がおりました。去年一昨年も八景島、佐渡で死亡事故がある中、競技に対しての安全対策や自己責任としての参加となることの認識、あるのでしょうか?厳しいようですが、トライアスロンに挑戦する方やすでに完走している方、甘いですよ考えが。オープンウォーターに挑戦する方々は、海に対しての怖さを認識しそれを回避するために技術を磨いています。それゆえにウェットスーツを着ない状態でも事故が少ないのです。オープンウォーターだと中止になるようなコンディションでも、トライアスロンの大会は開催する傾向にあります。海の危険に対してしっかりと情報を得て、混乱しないように自分の泳ぎをコントロールできるようでなければプールのような海でしか泳げないトライアスリートです。海で気持ちよく、モチベーション上げられるように、今でしょスイムに時間をかけるのは。
スイムが得意でも事故に遭う可能性はゼロではありません。スイムが苦手で恐怖心があり、精神的に安定しない(パニック、混乱)状態で泳いだとしたらどうなるでしょうか。海を泳ぐ、長く泳ぐ、30分ぐらい大海原に放たれるわけですから、今の時期から次のシーズンに向けてしっかりと対策を考えていきましょう。
と言っても、近年の大会エントリーのしにくい状況で海外の大会に参加される方も増えてきて、シーズンオフが無いという方もおります。いつの大会に出るか、今から練習で間に合うのか、間に合わなければ今から始めると何月の大会ならできそうなのか、順を追って考えればわかるはずなんですが、大会を先に決めてしまい無理矢理それまでに何とかやってしまおうとする。抽選の大会が増えたことで「とりあえずエントリーしておいて当たったら頑張ろう〜」みたいな方も多いです。経験のある方は問題ないのですが、だれかれ構わずでは大会運営する側に自分を置いてみたときにとても怖いです。ゾッとします・・・・。
陸での運動ではありません。いつもと違う環境の中(水中)で動かなければなりません。呼吸も制限されます。今時期から頭で理解して、からだに教え込んでターゲットとなる季節に気持ちよく泳ぎたいですよね♪誰でも。
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