2013年5月10日
TIマスターコーチ 加藤幸恵
加藤コーチ

こんにちは、マスターコーチの加藤幸恵です。今回のサロンこぼれ話は、「からだの動かし方」について考えてみました。

・・・・ん?何だそれ?って感じですかね(笑)日頃マンツーマンで指導をしていると、からだの動かし方が上手な人とそうでない人では効果の出方が違ってくるんですよ。運動神経がどうのこうのって話ではありません。運動が得意ではなくても、誰でも泳げるようになるんですから☆

とは言え、できるだけ早く習得したいですよね。頭では理解しているんだけど・・・・と言う方も少なくないはず!そこで私なりに「からだの動かし方」について考えてみました。

例えば、「歩く」という動きを行なうために、1番初めに動かすところってどこでしょうか?足?もっと細かく太もも?膝?指先?かかと?どこだと思いますか?

足が上がらなければ前に進めません。足を上げるためには太ももや指先、かかとを上げなければ1歩も動けません。でも1番に動かさなければいけないのは・・・・・?膝です。まずは「膝を曲げる」この動きが歩くための最初の動きになります。

膝を曲げる→かかとが上がる・太ももが上がる→膝を伸ばす→足が前に動く。実際にやってみてください。そうですよね、普通にできてることってよく考えないんですよ。どんな動きになってるかって。何気なくできちゃってるので、考える必要はないんですもん。これが、突然骨折してしまって3ヶ月動けなくなってしまったとしたらどうですか?3ヵ月後、リハビリを開始しますが思うように歩けない。やっとそこで今までどういう風にして歩いていたのか、走っていたのか、動かしていたのか考えます。

勝手にできてしまう動きって考えないんですよ。勝手にできちゃう人も同じで。

運動神経がイイ・センスがある☆・・・すぐに動きを覚える。やれてしまう。最初の効果の出方がすごいっっ!ポイントを押さえるだけでメキメキと変わってくる。

ただ、なぜかできちゃうので「どういうからだの動かし方になっているか?」まで把握・理解している人は少ないんです。大人になってからの運動・スポーツは頭で理解して、考えながら進めて行くことが大事です。子供の時とは違います。センスや運動神経だけでなく、まずは理論で動きを把握して、からだに指令を出す。

「考えて泳ぐ」「頭で理解する」ことがTIスイムです。

だが、私自身は考えることが大の苦手、感情や本能で動いてしまう子供のような?いわゆる体育会系の人間です。そのため、TIに来てからの毎日はとても勉強になっています。私とは違い理論が得意な理系のお客様や、たくさんの経営者の方々、自分の親よりも先輩の経験豊富な方々に指導することで、どんな質問にも対応できるように納得してもらえるように、TIに来てからのこの6年は水泳指導や動きに関して考えることが多くなりました。考えているからこそ誰でも泳げるように指導できます。速く泳げる人が指導者として優秀かどうかはわかりません。勝手にできちゃった人であればなおさらです。

まずは、自分の得意な運動やスポーツがある人は、その動きについて考えてみるといいですね。そこで考えた分、スイムにつながってきます。どんな動きも必ず単独ではありません、連動しています。つながりを理解することで、からだは動きます。

ラクにキレイに泳ぐために、まずは考えましょう。頭で理解しましょう♪

加藤コーチへのメールはこちら・・・

☆ ---------------- サロンこぼれ話のバックナンバー ---------------- ☆

☆「駆け込み寺」もいいけれど・・・☆  サロンこぼれ話 第19回

☆震災から2年、がんばっぺ東北☆ サロンこぼれ話 第18回

☆半年で変身した8歳のとも君☆ 第17回

事前勉強の大切さ サロンこぼれ話 第16回

72歳のステキなトライアスリート サロンこぼれ話 第15回

サロンこぼれ話 第14回

学童に向けての水泳☆(サロンこぼれ話 第13回)

マンツーマンレッスンだけではないんです☆ 〜船堀サロンの有効活用〜 (サロンこぼれ話 第12回) 

 教わり上手になりましょう☆(サロンこぼれ話 第11回) 

レッスン+メールでの指導(サロンこぼれ話 第10回) 

がんばっぺ東北☆(サロンこぼれ話・番外編) 

じゃあ、そろそろ運動しませんか?(サロンこぼれ話 第9回)

ジャズピアニストと水泳(サロンこぼれ話 第8回)

しゅうちゃんは年長さん(サロンこぼれ話 第7回)

ジュニア選手たち(サロンこぼれ話 第6回)

サロンのお客様(サロンこぼれ話 第5回)

行列のできるサロン!(サロンこぼれ話 第4回)

トライアスロンに挑戦!(サロンこぼれ話 第3回)

非日常的な極上スイム体験(サロンこぼれ話 第2回)

シンクロ夫妻(サロンこぼれ話 第1回)

 ©Easy Swimming Corporation