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加藤コーチ |
こんにちは、マスターコーチの加藤幸恵です。毎日暑いですが皆さん元気に過ごしていますか?私は元気だけが取り柄ですが、今年は暑すぎて汗だくの毎日に溶けそうです(笑)。
夏休みになり子供達も多く訪れる船堀サロン、先日2組の帰国組の選手コースの子供達が来たときの話を紹介したいと思います。みんなお父さんの仕事の都合で海外に住んでいる子達で、日本で生まれて日本で育ち2〜3ヶ国語話せるとっても羨ましい、いや尊敬すらしてしまう子達。
◎シンガポール在住さら・りあ姉妹
中1と小4の2人は、とにかく明るくてレッスンしていて本当に楽しかった!!!初日から人懐っこい笑顔と、ハキハキとよく喋る2人。4回スクールを1人2コマずつ使い、4種目のチェックをするのが目的。
まずはいつものように質問。「クロールを泳ぐとき、手はどこに伸ばす?」これに対して、予想だにしない答えが返ってきた!「水面よりも下に伸ばす」おおお〜!!!!まさかの回答にビックリしたが、確かに2人とも水面よりも少し下に手を伸ばして泳いでいた。「からだは平ら?それとも斜めになって泳ぐ?」この質問にも「斜めになって泳ぐ」と2人で声を合わせて即答。へえ〜!!!指導しているコーチがそのように教えたのだということでまたまたビックリ☆
今まで何人も選手コースの子供達を見ているが、未だかつてそんな風に教わっている子は皆無。オーストラリアのコーチなようですが、会ってみたいな〜と思ってしましました。こんな風に指導してくれるコーチが増えればいいのにな・・・・と。
動きの仕組みや理論を伝えながら質問していくことで、どう動かすべきなのか、自分のクセが何なのか、修正するにはどうすればいいのか、しっかりと意識して泳ぐようになりました。今後の成長が楽しみです☆また日本に来る際には素敵になった彼女達に会えればと思っています。
◎インドネシアのバリ在住りっきー
中2のりっきーは小4まで日本に居て、そのときにはサッカーを一生懸命していました。彼もお父さんの仕事でバリに行くことになり、サッカーがしたかったのですがバリではサッカーをする環境はなく、スイミングに通っていたことがあるので水泳をすることになった経緯の子。国によってはすべてのスポーツができるわけではないんだなと再認識。境遇によってはずっと続けてきたスポーツを辞めなければならないこともあるのか・・・。考えもしなかった。
ただ、りっきーにとってこれが好転のきっかけとなる。日本では水泳人口も多く選手コースに通う子供も多いので、日本で上位に入るのは至難の技となる。だが、バリでは泳げる子が少ないため、ずっと選手コースでバリバリ泳いでいたわけではない彼がバリ国内でベスト4に入る平泳ぎの選手だ。(年代別)
面白いね〜、環境によってはそうなるんだね〜。まだまだ荒削りな泳ぎで、チョット直しただけで3秒も4秒も速くなりそうな泳ぎに今後が期待できるね、1位も夢ではないね、とワクワクしながらお母さんと彼と話しました。
国や環境が違えば水泳の事情も変わってくるわけで、でも泳ぐ人はどの国に居ても変わりません。自分で修正ポイントを意識して泳ぐだけでフォームは変わります。やみくもに泳いでも一切変わりません。
次に会ったときにこの子達がどんな結果を出せているのかとっても楽しみです☆遠く日本から力になってあげられればと思っています。
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