サロンこぼれ話 第63回 ☆泳げるって楽しいね♪かなちゃん!☆ TIマスターコーチ 加藤幸恵
2018年12月10日
加藤コーチ |
こんにちは、マスターコーチの加藤幸恵です。夏休みに小学校高学年で泳ぎが苦手な子供達に向けて、「3日間短期水泳教室」を実施しました。そのときに参加した小学校4年生のかなちゃんの紹介をしたいと思います。
7月25日初回の日、緊張した様子で入ってきたかなちゃん、小学校のプールでは息継ぎなしのクロールも距離が泳げず、鼻に水が入るのが嫌だと言うことでした。これは苦手な子が水泳を嫌がる第1位の理由です。(あ、大人もですね。)けのびや伏し浮きキックは上手にできるんです。その先がどうしても進まない・・・・。
「水と仲良くなる」まずはこれからスタートです。水をどうにかしてやろうと力をこめても反発されるだけです。よろしくね、やさしくするからね、楽しくやろうね♪と水を叩いたりグイグイ押したりしないで仲良くすることを考える。1番大切なことです!仲良くできないまま無理矢理動かそうとするからうまくいかないのです。
仲良くなるために水と遊びながら潜ってジャンプ☆ここで鼻から息を出す練習を入れ、かなちゃんの嫌がっている鼻に水が入らないようにするクセをつける。お風呂でも練習できるからと宿題にもして。最初は鼻や口を少し拭いていたかなちゃんも動きに慣れるとそれをしなくなり、連続で潜ってジャンプができるようになりました。
次はけのびで勢いをつけるためにもスタートの際の蹴り出し練習。これは勝手にできる子は勝手にやっているのですが、わからない子はずっとできない動き。角に足の指をかけてしっかりそこを蹴る、その勢いでスーッと進む感じを確認する。「ね?すごく進むでしょ?」とっても楽しそうに何度も何度もけのびで進んでみる。この段階ですでにかなちゃんはやる気満々です。水泳が苦手な子には全く見えません。
そしてここからクロールの練習へ。まずは手を斜め下にして1つずつ静かに伸ばしてみる、「沈まないでしょ?キックは静かに動かすぐらいでいいからね」。沈まないことを確認し、手の数を少しずつ増やし10回手を動かすところまで完成。この時点でからだもしっかりローリングし、伸びのあるきれいな泳ぎができるようになっていました。ここまで40分レッスン3回でできるようになったのです。
その1ヶ月後、再度短期教室に参加。前回のレッスン後、お母さんとプールで練習したようで自信に満ちた顔で来ました。前とは別人のようによく話すし、他の子の見本もお願いできるほどになっています。大人の方も苦労する斜めの姿勢、かなちゃんはドリルもとっても上手にバランスとってできます。タイミングも意識できていてガマンの手もお手の物♪伸びて気持ちよくラクに泳ぐ姿を見て、他の子たちも潜って見ている状況でした。ここまでできているので今回は呼吸です。鼻から息を出せるようになったものの顔の向きが横になると一気にレベルが上がり難しくなります。当然鼻に水も入るのですが、これを自分でもお風呂で練習したりしたようでしっかりできるようになりました。息継ぎの練習にもなるので背浮きをしてみたところリラックスして浮けるようになり、クロールの呼吸にもつながったと思います。
ここまで6回レッスンをし短期教室は終了。まだ呼吸をつけて距離を伸ばすまでには至りませんでしたが、プールでこれからも練習するとのことでした。
と、ここで終わりません。
その短期教室が終わった日、ちょうど大人の方の「体験レッスン」があったのです。その参加者にかなちゃんのお母さんが!!!!!!いや~、あのときは本当にびっくりしました。娘のレッスンを見ているうちに自分も泳げるようになりたいと思ってくれたとのこと、この日から母娘のスクールが始まりました☆
船堀サロンのプライベートスクールは家族でシェアできるので、12回スクールを2人で利用する形で通っています。土曜日はプールに泳ぎに行くのが楽しみになっているようでいつも楽しそうに話してくれます。今現在、かなちゃんは息継ぎをいれて25mキレイに泳げるようになり、背泳ぎのキック、平泳ぎのキックもできるようになっています♪来年の夏には小学校のプールでみんなをアッと驚かせる泳ぎができそうです!!!4種目泳げるようにしてあげるからね♪お母さんは今かなちゃんに負けないように頑張っています。打倒かなちゃんです(笑)。とにかく2人とも水泳を楽しんでくれうれしいです!!!
お2人からの感想をいただきました。 |
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