2015年2月10日
TIシニアコーチ 山口 工
山口コーチ

皆さんはプールなどで泳いでいる時の景色「スイミングビュー」を覚えていますか?

例えば、

  • 隣のコースで何人泳いでいたか?
  • プールサイドにどんなものが置いてあったか?
  • 壁にかかっている時計は何時を指していたか?

そんなこと気にしたことないという方は、是非今日から自分の泳いでいる環境を観察しながら泳いでみてください。タイムやフォームを気にしながら練習することもとても大切なことですが、たまにはのんびり景色を見られるくらいゆったり泳いでみましょう。これは単純に気を抜いて泳ぎましょうというだけではなく、実は技術向上のための要素がたくさん入っているのです。

泳ぎながら水中の景色を把握できるということは、ある程度目線(顔の向き)を動かしても安定した泳ぎを継続できているということです。またプールサイドの景色を覚えているということは、リカバリーや呼吸動作中に安定して浮いているということと呼吸自体が無意識に近い状態でできていることです。

「スイミングビューを把握できるということは質の高い泳ぎができている」

タイムやストローク数でのテスト(自己評価)以外にも、スイミングビューを用いて自分の泳ぎをテストしてみてみましょう!

 ©Easy Swimming Corporation