2014年11月10日
トータル・イマージョン代表 竹内慎司
 オーストラリアのパースで2015年2月に開催されるロットネスト海峡横断泳は、世界最大のマラソンスイムレースです。このレースに私がソロ出場するのに加え、4人によるチームスイムの参加も決まりました。今回はソロ出場するための経緯や、チームスイムに参加するみなさんをご紹介します。

○20kmソロスイムは参加資格あり

 20kmソロスイムは50m1分ペースでも400分(6時間40分)かかります。そこで安全上の観点から直近のシーズンで10km以上のマラソンスイムの経験が求められます。

 具体的には前年の11月以降1月までの間に10kmのオープンウォータースイムレースへの参加が求められます。日本から参加する場合は北半球の特例として、湘南の10kmOWS大会への参加が必須です。

 ところが私は米国に在住しており、湘南の大会には参加することができませんでした。地元の人には1月にパースで実施される10kmレースがあり、これが公式な参加資格となるのですが、パースに2回行くことになり大変です。そこで最後の策として、10kmのプールスイムのタイムトライアルを選ぶことにしました。

 グアムの50mプールを100往復するのですが、計測者が必要でラップタイムを計測する必要があるので結構大変です。途中補給やわきの下に潤滑剤を塗ったり、足つりに対応したりとバタバタしましたが、なんとか3時間で泳ぐことができました。距離やラップ数を自動計測する時計を左右の手に一個ずつはめて泳ぎましたが、補給のときやターンの手の動きで両方とも同じ誤動作を起こしたので、やはり人に計測してもらってよかったと実感しました。

 100m毎のラップタイムと計測者の署名を添えた証明書を事務局に提出して、申し込みは完了です。あとは2月まで地元の屋外プールでひたすら練習することになります。現地の水温は25度程度と低めだそうなので、外気温10度、水温25度以下、天候雨のプールもよい練習になるでしょう。やる気は全く起きませんが。

 

○チームスイム決定!

 20kmを4人で交替して泳ぐチームスイムも、ぎりぎりまでかかりましたが4人集まり実現できました。参加されるみなさんは以下の通りです。いずれの方もOWSレースだけでなく、長距離のソロスイムやリレースイムも経験されています。

  • 吉田智江コーチ:OWSスペシャリスト
  • 藤田美知男さん:ロットネストチームスイム参加
  • 森本修二さん:琵琶湖18kmリレー、初島−熱海11kmリレー参加
  • 笹原紀代美さん:初島−熱海11kmリレー参加
吉田コーチから参加される方へのメッセージ

ロットネスト海峡スイムに参加表明された皆様
なかなか無いこんなチャンス、素晴らしい企画にご一緒出来ることは大変光栄です。20キロも海を渡るなんて、想像出来ないくらい非現実的です。そんな世界を堪能出来るなんて、しかも仲間と一緒に!今からワクワクします!

私の長距離の経験は過去3回、湘南OWS10キロに参加して2回完泳しましたが、今年は22度の低水温にやられ4キロ手前で低体温症によりリタイアしました。今年は350人中100人リタイヤ(足切り含む)だったから仕方ないかな・・・、なんて、言ってられませんね!ロットネストは23度?もう少し体重を増やします!それから、今までは1ヵ月に1回のペースで10キロ泳をしていましたが、今後は、2週間に1回のペースにします!

皆さんは、海峡横断の経験をお持ちなんですね!素晴らしいです!私は、横断は初めてです。湘南はワンウェイの10キロなので、横断の厳しさをまだ知りません。ちょっと頼りない私ですが、笑顔でゴール出来る様に練習します!
皆さん、どうぞ宜しくお願い致します。

 みなさんもご声援よろしくお願い致します。

 

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