2014年6月10日
TIマスターコーチ 高橋 嘉仁

船堀サロンやワークショップで多くのお客様の泳ぎを見て感じるのですが、上手く泳げない方の多くが、『進むために水をかく』『沈まないためにキックを打つ』結果だけの動作をするあまりに、逆に進まない沈んでいるになっています。

例えばゴルフでお話をすると、5m位のパットの状況で、ただ単にカップに入れと結果を祈りながら打っても玉は入りません。

  • 芝のラインを読む
  • 傾斜を読む
  • 風の強さや方向を読む
  • 力加減

まだまだあると思いますが、カップに玉が入る結果の前に、たくさんのプロセス(過程)があって玉はカップに入ります。

水泳の場合はどうでしょう?進むためのプロセスとして

  • 体を水平に浮かす
  • 体を傾ける(スケーティング)
  • スイッチのタイミング
  • 入水位置、伸ばす手の位置、かき終わりの手の位置
  • キックのタイミング

水泳の場合もまだまだプロセスはあります。プロセスを意識しながら動作することで結果進むのではないのでしょうか?

呼吸が上手くいくいかないも全てプロセスです!空気を吸う結果だけを意識していては上手くできません。泳ぐ動作のプロセスと更に呼吸動作のプロセスを意識することです。

『手を大きく遠くに伸ばし、水をたくさんかけば進む』そんな結果のためだけの動作をして進むのであれば、どなたでもオリンピック選手ですね!?

プロセスを意識して動作することで、結果ラクに速く進むようになりましょう!!

 ©Easy Swimming Corporation