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塚本コーチ |
こんにちは。
トータルイマージョンの塚本です。
2012年6月20日〜14日に行なわれたグアムキャンプの報告です。
スタッフは19日に出国したので問題なかったのですが、20日は台風が直撃かも・・!
もし台風が去った後でも、空港に待機している便が無ければグアムへは飛びません。キャンプ自体がどうなるのか・・・と不安を抱えてグアムへ出発しました。
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グアム上陸! |
<6月20日>
20日の朝、テレビをつけると台風もおさまり、飛行機も飛ぶとのこと。既に遅れると連絡のあった大阪便を除き、スケジュール通りのフライトだったので、キャンプも予定通りのスケジュールを行うことができました。
初日は夕方からレッスンを開始するので、海へは行かずにプールで練習をしました。ここでは、「シュノーケルの使い方」を練習しました。
シュノーケルも、「ただ息を吸う・吐く」というものではなく、使い方に慣れる必要があります。これをいきなり海で行うと、塩辛い海水を飲んで咳き込み「できない・・・」となってしまうので、プールで慣れておく必要があるのです。
<6月21日>
さて、翌朝です。
雨の中、最初のオープンウォーターセッションが行われました。ずっと雨が降っているのではなく、強く降ったりやんだり・・。強い時は、水面に水煙がたつほどでした。
そんな中、昨日プールで練習したシュノーケルを使いながらコースを泳いでみます。
グアムの海は、遠浅です。立ちたい時に確実に立てる深さなので、安心して泳げますが、問題は方向確認(=サイティング)です。
カレントがあるので、サィティングを怠ると、あっという間に思いもしない方向へと流されていきます。
最初のセッションは、サイティングの重要さを体感するものでもありました。
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ジャグジーもありますが無人・・ |
<6月22日>
この日は晴れていたけど風が強い。スイマーはそれほど苦戦しているようには見えなかったのですが、カヤックは大変でした。
一昨年のカヤックでは手の皮が剥けて痛い思いをしましたが、今年は軍手を持参でしたので大丈夫でした。
ちなみに昨年のカヤッカーは静岡の鈴木コーチで、カヤックはプロ並みの腕前です。鈴木コーチほど腕におぼえあり!と自信持って言えない場合、カヤックは軍手があると重宝します。
さてセッションの様子ですが、シュノーケルが功を奏した人、逆に邪魔になってしまう人・・・。まっぷたつに意見が分かれましたが、ここはスイマーの意思を尊重しました。
息継ぎでバランスを崩して失速するスイマーは、シュノーケルがあることでスイスイ泳げたし、シュノーケルに慣れないスイマーは、逆にシュノーケルを外して伸び伸びと泳ぐ。
どちらのスイマーも海を楽しんで泳いでいた様子が印象的でした。
また、海で泳ぐ時の重要な課題が「サイティング」なのも浮き彫りになりました。サイティングができなければ、コースにも従えないし、そもそも安全に遂行できなくなる可能性もあるからです。
<6月23日>
海のセッション最終日。どこまでも続く青い空と海・・・。
最終日にうってつけの天気となりました。
この日のメインは海でのタイムトライアル!(距離は1.5km)
初日に不安そうに泳いでいたスイマーも、砂の乳白色と混ざったエメラルドグリーンの海を、颯爽と泳いでいきます。シュノーケルを使う人も使わない人も、一人の脱落者もなく全員が泳ぎきりました。
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プールでは立ち泳ぎ練習も |
その後コーチたちのエキシビションスイムバトルも行われ、オープンウォーターセッションは終了しました。
今回のキャンプは、例年にない距離を泳ぎました。皆さん疲れたことでしょうが、やりきった!という満足感も大きかったと思います。
参加していただきありがとうございました。
さて、今回のキャンプではもう一つ秘密兵器がありました。それはアクアパルスです。
みなさんは、泳ぎ始めてすぐに疲れることはありませんか?それは、頭がそう決めているだけで、本当は疲れていなかったとしたら・・・。
それを証明するのが、このアクアパルスです。
疲れた・・と感じた時にアクアパルスが示す心拍数を聞くと、「あれ、そんな程度?」という心拍数に驚くと思います。
しかも、ただ驚くだけでなく「なんだ、この程度だったらまだやれるんだ」と冷静な判断を下せます。
今回は、このアクアパルスの使用に慣れるために、朝のチーランニングセッションでも使いました。実際にこれを使用した方が「思っている疲労と心拍数にはギャップがあった。だから諦めずに走り切れた」と言っていました。
アナウンスが英語なので慣れないと聞き取りにくいのですが、数値(心拍数)なので慣れれば聞き取れます。興味がある方はこちらからどうぞ。
最後に、私からの報告があります。
今年の1月から担当していたトータルスイムマガジン編集長ですが、退職に伴い担当から離れることになりました。
退職することで変わるのは、レギュラーのコーチでなくなることだけです。これからもずっとTIスイマーですので、どうぞよろしくお願いいたします。
今後もトータルイマージョンをよろしくお願いいたします。
TIシニアコーチ 塚本恭子
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