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2012年6月10日 |
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○TIのクロールにフォームを変えてから、キックを強く打たないで泳げるようになったが、呼吸が両サイドを均等にできない。右左両方ともうまくでき るようになるコツおよび練習方法はあるか。 |
人間の首は360度は回りません。180度くらいなら動かすことが可能だと思います。
立った位置で左足を一歩前に出して、身体を半身にしてみましょう。両肩の位置も足と同じに斜めにします。
両足そろっていたときに180度向けていた顔が、右側を向くときにより後方を向けるようになったと思います。
これをスケーティングの姿勢にあてはめてください。できない側は、この斜めの姿勢がとれていないと思います。
斜めの姿勢を作ることで、首の回転域が広がると、姿勢が崩れずに息継ぎができるようになります。
ほとんどの場合は、「肩は斜め、腰は平ら」というねじったスケーティング姿勢のために、首の回転域がせまく、呼吸ができていない事が多いです。 |
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○現在、片側での息継ぎしかできませんが、長い時間ラクに泳ぐためには、両方での息継ぎが出来るようになることは重要でしょうか? |
海で泳ぐ場合、波の立ち方により呼吸できない側がある場合があります。
またプールでも、すれ違いざまに激しく泳ぐスイマーの水しぶきが飛んできて、息継ぎに失敗した事もあると思います。
両側呼吸ができると、息継ぎに失敗しても、すぐに反対側で息継ぎができます。
この安心感は、長時間泳ぐプレッシャーから解放してくれると思いますので、両側呼吸をお勧めします。 |
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