2012年6月10日
グアムキャンプ初参加!(TIアソシエートコーチ 清水哲哉)
清水コーチ
 トータルスイムマガジンをご覧の皆さん、こんにちは。
TIアソシエートコーチの清水哲哉です。

 6月に開催されるTIスイム・キャンプinグアムに、お客さまと共に参加します。参加目前にして思う、『楽しみなこと・不安なこと・準備していること』などをしたためてみようと思います。

■参加に至った経緯
 ホームページ上のキャッチフレーズ「−美しいクロールに浸る5日間−」に惹かれました。
私はTIスイマーであり、TIコーチです。お客さまの目標とされる「美しいクロール」をマスターしたいと思っています。しかしながら「美しいクロールWS」は、申し込みを開始するとすぐに定員が埋まってしまう為に、今まで参加するタイミングを失ってきました。
 また、グアムキャンプでは、参加者どうしが仲良くなっているのを知り、とても羨ましく感じていました。昨年もグアムに参加したいと思っていたのですが、4月に勤務地の変更があり仕事の勝手がわからなかったこともあり、止む無く断念しました。

 美クロに浸ることができる5日間、そして今年こそ参加したい・・。そう思い、申し込みました。

■海への想い
 普段の生活で「南の島に行きたい」と現実逃避をするのは私だけでしょうか(笑)。会社のPCの壁紙も「南の島」にしています。
 グアムは学生時代に訪れて以来、二十数年ぶりの二度目。エメラルドグリーンに輝く美しい海を眺めて心の洗濯をすると共に、今からOWSの魅力にはまっていくのでは・・と予想しています。

 生後半年で海の無い埼玉県に引っ越し、今まで住み続けている私にとっては、大人になっても年に一回か二回、海水浴に行く程度です。海に行ってもBBQやビーチバレーとビーチで昼寝ばかり。海で泳いだのは風で流されたビーチボールを取りに行く程度で、本格的に海で泳ぐのは今回がはじめての体験になります。

■楽しみにしていること
 TIスイムとチーランニング、そして今回実施されることの全てを楽しみにしています。
 「泳ぐこと」だけ(+ちょっとだけチーランニング)に集中する5日間・・・。中学生の水球部時代の夏合宿以来、三十数年ぶりの水泳漬けです。

 <泳ぐ>
 一番の目的は、もちろん水泳技術の向上です。「美しいクロール」と「疲れ知らずのクロール」を身につけることと、竹内代表はじめ各シニアコーチの指導技術を学ぶことです。

 <TIに対する理解を深める>
 竹内代表はじめ、シニアコーチの方々と5日間も一緒に過ごす機会はなかなかありません。 各コーチと意見交換を行うことにより色々と理解を深め有意義に過ごしたいと思います。

 <走る>
 子供のころから球技は好きで得意だったのですが、「ただ泳ぐ」「ただ走る」は大嫌いでした。 大人になってから、「ただ泳ぐ」の水泳を始めて、すっかりはまっています。
 同様に、今年の3月頃から少しだけ「ただ走る」のランニングを始めました。 チーランニングの本を読み、なんとなく理解したつもりで走っています。合っているか、間違っているかもわからない状態なので、チーランニングの体験も楽しみにしています。

■不安なこと
 もちろん日焼け止めは持っていく予定ですが、6月中旬までに日焼けの下地を作る予定も計画もありません。突然、常夏の楽園に降り立つと、気をつけていても初日から取り返しのつかないことになりそうな気がします。
 埼玉から年に数回行った海水浴の帰りは、全身やけどで大変なことになっていた遠い記憶が蘇ります。

■申し込んで驚いたこと
 実は、2月後半に参加の表明をしました。まだ4ヶ月近くあると、高をくくっていたのですが、 航空券の空き状況を確認してみると・・・かなりの席が埋まっていて残りわずかの状況でした。
 すぐにあわてて予約しました。
 今後、参加を検討される方は、早めの申し込みをお勧めします。

■最後に
 グアムにご一緒するお客さま、竹内代表はじめ同行コーチの皆さま、よろしくお願いいたします。OWSやトライアスロンもシーズンに突入!皆さんも大会や練習で怪我などをしないように気をつけてください。
 清水も、レベルアップして帰ってきますので、またお会いする時はよろしくお願いします。

  
TIジャパン選手・育成クラス活動記録(TIコーチ 中村大輔・山口工)
中村コーチ

 TIジャパン・アスリートチームの中村大輔です。
 いかがお過ごしでしょうか?

 ジュニア選手たちは日々厳しい練習に取り組んでいることでしょう。
 今回は5月に行われた2つの大会のレポートをお送りします。後半のレポートは、コンディショニング担当の山口コーチが執筆しています。

<東京西部ブロック公認記録会>
 場所:東京ドルフィンクラブ桜台(短水路)
 レポート:中村大輔

 2012年度に入って最初の大会です。
 皆、学年が1つ上がったことで選手によっては標準記録のハードルが上がり、より一層の努力が求められるようになります。
 毎年、年度初めには東京ドルフィンクラブ桜台スイミングスクールの「西部ブロック公認記録会」に出場しています。今回の見所は、国分優剛&野口栄典(小6)、高津義喜&橋本陽向(小5)の2組のコンビです。
 彼らはそれぞれ学年が同じで、しかも実力も拮抗しています。
 特に200m個人メドレーでは同じ組で、しかも隣同士のコースという恵まれた位置でレースを行えることができ、非常に見応えのあるデッドヒートを展開してくれました。
 結果は下記の通りですが、良い意味でのライバル関係を構築することが出来たと思います。
 今後、彼らの切磋琢磨する姿が見モノです。

<競技結果> 青字は自己ベスト
亀田 靖峻 50m自由形 30.16 200m自由形 2:26.92 200m平泳ぎ 2:59.59
国分 優剛 50m自由形 32.94 50mバタフライ 35.88 200m個人メドレー 2:51.50
高津 義喜 50m平泳ぎ 44.87 50mバタフライ 38.63 200m個人メドレー 3:00.82
橋本 陽向 50m自由形 33.69 50m背泳ぎ 38.00 200m個人メドレー 3:00.43
岩崎  優 50m平泳ぎ 47.34 50mバタフライ 45.30
澤木 進人 50m自由形 29.43 50m背泳ぎ 34.13
黒田 翔太 50m自由形 44.45 50m平泳ぎ 52.54
西村 良哉 50m自由形 32.33 50m平泳ぎ 38.96
野口 栄典 50m平泳ぎ 39.87 200m個人メドレー 2:50.70
細澤  響 100mバタフライ 1:06.04 200m個人メドレー 2:29.85
細川 陽平 50m自由形 37.83
天野由花子 50m自由形 29.27 50mバタフライ 31.71 100m自由形 1:04.93
清水 千聡 50m自由形 34.78 50m平泳ぎ 45.43 200m個人メドレー 3:13.09
細澤  菫 50m自由形 31.82 50m背泳ぎ 36.51 50mバタフライ 32.57
松浦優美奈■■ 50m平泳ぎ 36.85 100m自由形 1:06.46 200m個人メドレー 2:33.91
川口 七海 50mバタフライ 31.56 100mバタフライ 1:11.65
川口 海央 50m自由形 30.09 100m自由形 1:06.64
眞田 幸乃 50m自由形 34.29 200m個人メドレー 3:03.14
高津 奈々 50m背泳ぎ 33.0 100mバタフライ 1:08.33
野口寿々子 50m自由形 28.45
山本 毬愛 50m平泳ぎ 41.45


山口コーチ

  <東京都ジュニア長水路水泳競技大会>
 開催日:5月19日(土)-20日(日)
 場所:東京辰巳国際水泳場(長水路)
 レポート:山口 工

 今大会は普段の大会に比べ制限タイムが厳しかったことから、全員参加とはいきませんでしたが、参加選手全員で応援などをして盛り上げてきました。また今回の大会は「バック・プレート」の採用と水深2mという会場設備もあり、選手達も興奮気味に朝のウォーミングアップに臨んでいました。

 バック・プレートは近年スタンダードになりつつある「クラウチングスタート」をより強力に蹴り出すために新採用されたスタート台です。
 もちろんロンドンオリンピックでも採用予定ですので、テレビなどで観戦する際は是非注目して観てください。

 しかし新スタート台の感触は従来のものと若干違うことから、ウォーミングアップ時に永瀬コーチと入念な調整をしながら、何度もスタート練習をしていました。

 試合が始まり緊張してウロウロしたり、体力温存のために寝たりとレースへの準備は様々ですが、ここで選手の動きを見たり話をしたりすることで、その選手の性格やその日の状態がわかるので、コーチとしてもとても重要な時間なのです。

 普段練習をしている25mプールとは違い、50mプールではペース配分や泳ぎの安定性などがより高いレベルで求められます。
 そのことを基本に各種目に合わせて個別のアドバイスをし、レースへ送り出しました。
 今回は予選・決勝と分かれていた試合なので、予選にて上位8位に入れば決勝レースに進めます。
 TIジャパンからも決勝レースへ進んだ選手がいましたが、緊張や気合いからか入場時には少し動きが固くなっていました。それでもしっかりと決勝レースを戦い、予選からさらにタイムを縮めた選手もいました。また予選・決勝ともにレース後には選手一人ずつビデオ分析をし、今後の課題や良くできた部分などを話し合いました。
 何度も分析結果を伝えてコミュニケーションをとっていくと、私達の分析に対して自分の意見を言えるようになってきます。

 今大会で4年ぶりにベストを更新した選手もおり、話を聞くと感覚と理屈が繋がりつつあるのだと感じ、さらなる向上が楽しみになりました。
 もちろんまだコーチの話を聞くだけの選手もいますが、今後自分の意見を出しつつコーチとコミュニケーションがとれるようになることを楽しみにしています。

<競技結果> 青字は自己ベスト
渡辺 綱之 50m背泳ぎ 32.66 100m自由形 1:02.55 100m背泳ぎ 1:09.69
細川 大介 100m自由形 57.93
細澤  響 200m個人メドレー 2:33.34
高津 奈々 50m自由形 29.42 50mバタフライ 30.63 100mバタフライ 1:08.75
野口寿々子 50m自由形 28.29 100m自由形 1:00.40
天野由花子 50m自由形 29.84 50mバタフライ 32.02 100m自由形 1:04.39
川口 海央 50m自由形 30.38 100m自由形 1:08.28
川口 七海 50m自由形 29.56 50mバタフライ 31.36
松浦優美奈■■ 50m背泳ぎ 34.43 100m自由形 1:06.91
細澤  菫 50m背泳ぎ 37.49 100m自由形 1:07.86
浅田 慶子 50mバタフライ 29.51 100mバタフライ 1:06.37
決勝進出者
野口寿々子 50m自由形 28.21 100m自由形 1:01.15
高津 奈々 50バタフライ 30.51 100mバタフライ 1:08.73
浅田 慶子 50mバタフライ 29.62

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