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2012年5月10日 |
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○フォームを崩さないで徐々に泳ぐ距離を伸ばすためのドリルはありますか?
私の泳ぎ易いテンポは、1.35ぐらいですが,遅すぎますか?
速くするためにはどの点に注意すべきでしょうか? |
フォームを崩さずに泳ぐ距離を伸ばす方法ですが、ドリルで解決するよりも、テンポトレーナーを利用するほうが効果があります。
ドリルは静的・動的な感覚を磨くものですので、泳ぐ距離を長くする手段にはなりません。
その点テンポトレーナーは、この目的に向いています。
テンポに合わせて意識する部分(フォーカルポイント)を設定します。
音にあわせてフォーカルポイントを行う、もしくは確認することで、フォームを意識し続けることが可能になります。
また、泳ぎやすいテンポですが1.35で遅すぎるということはないと思います。
ただ、速く泳ぎたい場合には1.35だけを練習していても、なかなか速くならないでしょう。
テンポを変化(速くする・遅くする)させると、身体の動かし方に変化が現れます。
例えば、テンポ0.9と1.4では同じように動かしていたらテンポに合わせられなくなっていきます。その違いが速くなるためのヒントになります。
テンポは1秒単位で変えると変化が大きすぎて、身体が対応できないことがあります。
経験上では、0.3〜0.5ずつの変化がやりやすいと思いますが、ご自身でやりやすい単位をみつけて挑戦してみてください。 |
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○右側の息継ぎはうまい具合に出来るのですが、左側の息継ぎが出来にくいです。
うまく出来るようになりたいのですがアドバイスをお願いしたいのです。
左右バランスよく出来た方が体のために良いと思いまして質問をしました。 |
左右の息継ぎができない・・・という方は多いです。
様々な原因がありますが、ここではスケーティングの姿勢との関連についてお話します。
左側呼吸がやりづらいのですね。この場合、右手ががまんの手のスケーティング姿勢が安定していない可能性があります。このスケーティング姿勢が維持できずに、身体の軸も不安定になり頭を持ち上げる、もしくは水没していて口が水上に出ないことがあります。
最初は「息継ぎしている”ふり”」でも構いませんので、スケーティング姿勢を安定させましょう。
得意な側の左手ががまんの手のスケーティング姿勢(右側呼吸時)と比較をします。
まずは手の深さ・肩の角度・腰の角度の3点を比較しましょう。どこかに違いがあると思います。
それを修正し、グライド中の姿勢を安定させます。安定した軸の回転とともに顔も水上に回転させれば、息継ぎができるようになります。 |
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