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山口コーチ |
こんにちは。
TIコーチ・柔道整復師の山口です。
今月から始まりました「水と共に活きる」です。
第1回目のテーマは「怪我や故障はどんな人にも起こるが、未然に防ぐ方法がある」です。
<故障の原因は二つある!?>
まず「故障や怪我」というものは、運動強度だけで起こる可能性が決まるわけではありません。運動強度とともに、もう一つの重要な要素である「身体強度」も関わっています。
これは少しわかりにくい表現かもしれませんね。
「身体の丈夫さ」と捉えてください。
「運動強度に見合った、身体強度があるかどうか」とういうのが故障や怪我のキーポイントになります。
<故障、怪我対策も二つ!>
故障・怪我の原因は、1.運動強度、そして2.身体強度の二つでした。
では対策はどうでしょう。これも二つあります。
1.運動強度→運動強度を下げる
2.身体強度→身体を強くする
どちらかを選ばなければいけないのではなく、この二つのバランスを考えながら練習計画を練ってほしいのです。
例えば・・・
競技志向→2.身体強度を基本として1.運動強度を微調整する。
健康志向→余裕をもって行えるレベルまで1.運動強度をあげて、あまり2.身体強度のことを考えず気楽に行う。
特に自分一人で泳いでいる場合は、これらを基本に練習メニューを作ってみてください。
<自分の身体を知って未然に防ぐ>
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細部にわたる指導で定評のある山口コーチ |
水泳をしていると、自分の身体のことをあまり分かっていない、感覚を感じ取れていないと痛感することありませんか。
人間にとっては水中はかなり特殊な環境です。したがって、身体の向きや感覚が捉えにくいと言われています。
この特殊な環境に慣れるというのが、水泳では大きな課題とも言われます。
いつもどこかの不調を訴える人はこの状態と似ていて、自分の身体のことをよく分かっていない・感じ取れていないことが多いです。
・自分はどこまで耐えられるか
・自分の身体はどんなことができるか
先程の二つの要素や対策から、自分の身体を知ってください。そうすれば「故障や怪我」をする前に踏み止まれますよ。
次回は「二つの対策」について、もう少し話をしていきます。
※この連載について、ご意見・ご感想または水泳と健康にまつわるエピソードなどありましたらこちらまでお寄せください。お待ちしております。
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