まず問題点を整理しましょう。
1) フォーム修正、2) フォームの維持、3) 息継ぎをしてフォームを維持(続けて泳ぐ)、4) 50m→200m→1kmとフォームを続ける(疲れずに泳ぐ)とします。今取り組んでいるのは、『1と2』だと思います。「フォームが崩れそうになったら立ち、呼吸や体を整えてから泳ぎなおすようにしている」とのことですが、自分のフォームが崩れるという警告を、認識できる段階にあるということです。次は、その警告を受け止めても、立ちどまらずに続けて泳いでみましょう。敢えて続けることで、フォームを維持する実践的な手段を練習します。
次に取り組むのは、『3』です。
息継ぎをすると、今までは体の軸を「まっすぐ・水面に」保てていたものが、一時的に崩れる可能性があります。これも先ほどと同じで、続けた場合に何が問題として発生するのか(減速・疲労・息切れ)を見極めます。減速は技術修正で解決可能です。疲労はバランスの強化、息切れは敢えて続けることで呼吸の仕方を身に付けます。息切れは、苦しいからとまる・・では解決できない問題です。それは、吐くタイミング・吐いている時間の長さ、など動作(泳ぎ続ける)と結びついている、やるべきことがあるからです。
このように、25m以上を続けて泳ぐには、連続動作(泳ぎ続ける)と結びついている部分を修正する必要があります。質問文中に、「1kmは根性で頑張る」とありますが、上記のような想定をすれば仮に4ストロークに1回呼吸をするのであれば、それを1kmスイム中に繰り返す、という具体案に変わってきます。
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