東日本大震災復興支援メッセージ
2011年4月12日
TIジャパンコーチ有志
 3月11日午後2時46分に発生した東北地方太平洋沖地震とその後の津波は東北から関東にかけて壊滅的な被害を与えました。1カ月が過ぎても被害の全貌は見えてきませんが、一方で仮設住宅建設など、復興への取り組みも始まっています。私たちも何かできることをして行こうという思いをこめて『いつまでも悲しんではいられない。復興に向けて元気を出そう!』と被災された方たちを励ますメッセージを集めました。
久保 義行(福岡県)
 東日本大震災から早くも3週間が過ぎました。報道で被災された方々の現状を知るにつけ、募金以外で何か思いを伝えられないものかと考えました。今回の甚大な災害は水によるものです。「水」でお客様の健康増進をお手伝いしている我々に何ができるのか?との思いから「がんばろう東日本、共に!!」と題して、4月2日(土)午後8時から3日(日)午前8時まで、リレー方式の12時間チャリティースイムを泳ぎ、あるいは歩き続けることで、被災された方々に元気を伝えられればと開催しました。約50名の方に参加いただき無事終了、参加者全員の思いが被災地に届いたものと思います。
12時間チャリティースイムイベント
→ジャパンエース・スイミングスクール(福岡県)
山本 欣伸(兵庫県)
 東日本大震災にて被災された皆様、心よりお見舞い申し上げます。
 私も16年前に阪神大震災を経験しましたので、皆様の無念の思いは他人事ではありません。微力ながら皆様を勇気づけられたらと思い、投稿させていただきました。
 現在も余震が続く中、不安な日々を過ごされ、泳ぐことはおろか、日常生活もままならない方が多数いらっしゃることと思います。でも関西はあの悲惨な大震災から復興し、すっかり元気になりました! 皆様もいつかまた元の生活に戻れる! 水泳を楽しめる時が必ず来ると思いますので、信じてあきらめずに今の苦境を乗り越えて下さい!
 人生は長いです! またいつか一緒にTIスイムしましょう!
 私たちも微力ながらできることを支援させていただきたいと思っております。
 皆様のご健康と一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
鈴木 丈夫(静岡県)
 東北地方太平洋沖地震において被害に遭われた皆様には、心よりお見舞いを申しあげます。私が住む静岡県もいつ地震や津波が起こるか分かりません。阪神淡路大震災の時はボランティアで神戸商工会議所に泊めていただき、全国から集まった物資を被災した家庭に配らせていただいたことを思い出します。
 今の段階では現地に私が行っても何もお力になれることはございませんが、私の経営する店のお客様の警察官の方々が岩手県の方に派遣で行っておられます。お話によりますと派遣された警察官の皆様は旅館やホテルに宿泊するわけではなく、バスに寝泊まりされ、現地に役立つ活動をなさっているとお聞きし、ご苦労を想像しました。
 直接的なお手伝いをできない私たちは、せめて救済募金という形でしか、お役に立てないとは思いますが、数ヶ月して復興の兆しが見えてきて、お邪魔にならない状態になりましたら、現地の皆様の復興に役立てるよう、家族で行こうと考えております。
 今回の大災害が日本人の心を一つにし、また世界中の人達の心も一つになり、世界が平和になることを心から祈ります。
吉田 智江(埼玉県)
 『被災された皆様全員が早く安心を得られることを心よりお祈り申し上げます』
 私は毎年、東松島の大浜で開催されるOWS大会がとても好きでした。地元の皆様は温かく迎えて下さり、前日からゴールゲートの設置などの会場準備をしてくれたり、当日は漁師さんたちがレース監視のために船を出してくれました。
 私は昨年、そんな地元の方の協力の下、奥松島OWSでライフガードデビューをしたのです。奥松島OWSの自慢はなんといっても最終泳者を迎える最長の人間アーチです。そんな心温かい人たちですから、人間アーチのように手を取り合って、励まし合って…。
 私には何一つ辛さを知ることもできませんが、また、あの大好きな大浜海岸を訪れる日を信じて、できることを日々考え続けていこうと思います。
奥松島OWSの人間アーチ
清水 哲哉(埼玉県)
 この度の東日本大震災により、お亡くなりになられた方々に心よりお悔やみ申し上げます。ご親族やご親戚、ご友人の方など、被害に遭われた方、また何かしら影響を受けられた皆様方にはこの場をお借りして心よりお見舞い申し上げます。
 今も大変な状況の中、私たちの言葉は届かないと思いますが、それでもお見舞いの言葉を言わずにはいられません。原子力発電所の件も含め、これ以上被害が大きくならないことを、ただただ祈るだけです。そして皆様の一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
 まだまだ、大きな余震も続いています。これまで頑張って来ている人たちに「頑張れ」とは言えません。短い期間では終わらないかもしれません。でも、いつまでも一緒です。皆で必ず日本を、東北を復興しましょう。
中井 博行(神奈川県)
 このたびの東日本大震災において、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに被災された数多くの皆さまには心よりお見舞いを申し上げます。
 極限状態で頑張っている人たちは「頑張れ!」と言われると「これ以上、何を頑張ればいいんだ!」と悲しい気持ちになることがあると聞きます。そんな「頑張れ」の言葉を使わず「♪負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じ抜くこと、だめになりそうなとき、それが一番大事」と歌った大事マンブラザーズバンドの曲(注)は元気づけられます。TVからよく流れた軽快なメロディーが浮かんでくる方も多いと思います。
 被災から復興するまでの長い道のりを日本中、世界中の人々が支援してくれます。あらゆる「力」を合わせ、「復興」を信じ、「元気」を出して、これからの困難に立ち向かって行きましょう。素晴らしい日本へと生まれ変わるために!
(注)「それが大事(作詞作曲:立川俊之)」より抜粋
中村大輔(東京都)
 先の震災で被災された方々へ、心よりお見舞い申し上げます。
 辰巳国際水泳場も余波で営業中止となりました。ジュニアスプリント水泳大会中止の通達があり、選手育成クラスの生徒たちを辰巳で泳がせてあげられなかったことが、とても残念です。ジュニアオリンピック本大会も中止の告知があり、ほどなく5月までの予定されていた競技会も中止あるいは延期となりました。
 今回の災害は本当にショックでした。メディアでは報道しきれない悲痛さを思うとやるせなさが一杯になります。被災地に住むジュニア選手、並びに同業者の方々の一日も早い復興をお祈りします。
 ©Easy Swimming Corporation