参加するお客様は、男性１３名、女性８名で合計２１名。現地集合なので、成田、名古屋、関西、福岡と各地の空港からグアムに来ます。到着時間もまちまちで午後に着く方、夜に着く方、深夜に着く方もいました。

コーチ陣は、竹内ヘッド、吉野シニア、奥村シニア、塚本シニア、そして私の５名。
旅行会社への申し込みが遅れたために私だけが別の便で遅れていくことになりましたが、空港にはホテルのカウンターが準備されていて、そこで送迎の車を手配してくれます。レオパレスリゾートのホテル棟でチェックインを済ませたあと、別の建物にある部屋に行きました。お客様が到着する日まで、吉野コーチと同室で予約しています。部屋に入ると２室がドアで繋がっていて、隣室から竹内さんの声が聞こえる。「へっ！」と思ったが後の祭り。ここからの３日間はこの環境で過ごすことになりました。

なぜ「へっ！」と思ったかを種明かし。実は過日「グアムへ行こうかな」とあるコーチに言ったところ「大変だよ。俺なら行かない」と言われたので「なんで？」と聞いてみたら「ピリピリしていて」とのこと。要するに竹内さんがピリピリして、あれこれと指図するので、ついて行くのがたいへんだということらしい。今までの少ない経験からしても「そうだろうな」と思えるから、あれやこれやで少々ビビッてました。

ともあれ、こうしてグアムキャンプがスタートしました。竹内さんや奥村さんのライブレッスン撮影、タモンベイでのブイ設置練習、コーチのＯＷＳビデオ撮影などが、先乗りのおかげでゆとりを持ってでき、キャンプ本番のためのよい練習になりました。途中ビデオ撮影に不備があって撮り直したため、時間はかかりましたが何とか先乗りの役目を果たせました。

　

スペアリブステーキ（１人前？）

▽食事
キャンプ中の朝食は自分たちでオープンサンドを作りました。たっぷりの野菜にランチョンミートやハム、トマトを載せ、パンの種類も日ごとに変えました。ハラペーニョの辛さが入ると結構刺激的な味になります。部屋のキッチンはレンジもシンクも取り外してあり、火を使えなかったのが少々残念でした。あれば、スクランブルエッグや目玉焼きなどが作れたのに・・・。

昼はハンバーガーやバイキング形式のレストランに行きました。グアムのマクドナルドはコーラなどのソフトドリンクが飲み放題。レジでカップを渡されるので、何杯飲んでもいいし、帰るときはカップをいっぱいにしてテークアウトしてもいい。海水に浸かった後のコーラはうまかった。

夜はレストランで少々豪華にディナー。特にスペアリブのステーキはうまかった。グアムではホテルのレストランも他のところも総じて量が多い。ときには食べきれないことも・・・（もったいない）。

▽スイムキャンプ本番
お客様が到着してからのキャンプは、ビッシリとスケジュール通り、水泳づけの日々が始まりました。

07:00〜　チーランニングまたはトライアスロン用のラン練習
09:00〜　ビデオ分析またはランドリハーサル
10:30〜　ＯＷＳ遠泳練習とビデオ撮り
17:30〜　プールセッション

マリンブルーの透明な海

キャンプ最大の目的であるＯＷＳの１．５Ｋｍ泳では、持ちタイムが同じくらいのもの同士でバディを組み、自主申告タイムと実際のタイムの差を競うことになりました。バディを組むことで、皆さん前日からお互いのコミュニケーションを取り始め、バディ同士で泳ぎを教えあったりしていました。

当日はバディ同士の連携でコーチの負担も大幅に軽減されたし、バディ同士の連帯感も生まれて、表彰パーティや最後のＯＷＳビデオ映写会まで、大いに盛り上がりました。ちなみに映写会は竹内さんの部屋にパーティの残り物を持って集まり、お客様持参のワインやつまみを味わいながら、楽しい雰囲気で行われました。

▽まとめ
今回のキャンプの感想をお客様に聞いたところ「全体の流れが良くできていて、最後の１．５Ｋｍの遠泳まで、キャンプの内容がうまく構成されているのに感心した」と言ってもらえました。また、竹内さんと各コーチの関係を細かく観察して、その関係性を温かい目で眺めて喜んでいるお客様がおられたり、ＴＩジャパンの会社のあり方や将来の発展まで願っているお客様がおられたりといろいろで、単に泳ぐことだけでなく、会社まで含めてＴＩに関心のある様子が見て取れたのは面白かった。そして何より、事故もなく、病人も出ず、皆さんが元気で楽しく過ごしてもらえたこと、笑顔で帰っていただけことが一番よかったかなと思っています。

７日も寝食を共にするとスタッフの心情まで垣間見えて・・・。
楽しいグアムキャンプでした。