2010年4月10日
TIシニアコーチ 加藤幸恵
加藤幸恵コーチが雑誌「Tarzan」に登場しました。カナヅチのライター氏が加藤コーチにTIのレッスンを受けた体験記事が掲載されています。体験取材のときの様子をレッスンしたコーチの側から紹介してもらいました。
加藤コーチ

2010年の年が明けて「Tarzan」の取材の話が突然飛び込んできた。体育大在籍中から、そしてインストラクターになってからも常に目にしていたフィットネス雑誌(と私は思っていましたが、実は男性誌だと初めてわかりました)が、どのような経緯でTIの取材???とうれしさが9割♪、あとの1割はなぜ依頼が来たのかと気になった。

編集の方たちと日程調整をして、2月3日に取材決定!

この日は水曜日、船堀サロンには朝から高橋コーチ、山口コーチと勤務。もちろん、通常通りお客様の予約がある中なので夕方からの取材となった。自分が担当するレッスンを終了したころに取材クルーが到着。編集の方、カメラマン、ライター(体験者)の3名。

まずは、スタジオでTIについての取材や質問。このとき、なぜTIがTarzanに載ることになったのかを知る。船堀サロンでスクールを受けられた方がライターさんに「TIはすごい!!」と話したことから今回の水泳特集ではTIに行って取材したいとなったようだ。そんな経緯とは関係なく、TIの本「かんたんスイミング」を手に入ってきたライターさんは昨日から気が滅入っていると言う。(苦笑)

普段はスポーツクラブのジムのみを利用している方で、プールは今日の取材のために昨日久々に行ったとのこと。「スポーツクラブのプールは初心者には泳ぎにくい。できる人の邪魔になるから。あれでは泳げない」とすでにテンションが下がっている。そんな様子を見ながら、私はいつも通り「TIを知ると楽しくなりますよ。もうすぐですよ♪」と思いながら心の中でニヤニヤする。

船堀サロンのレッスンはマンツーマンのプライベートレッスンになる。いろいろな方が来るので必ずレッスン前にカウンセリングの時間をとる。そのときに何でTIを知り(DVDか、HPか、紹介者からかなど)、どのようになりたいのか、ドリルをしてみてどうだったのか(DVD、本を持っている場合)。こうしたお客様の情報を聞くことで自ずとその日の目指すべきレッスンが見えてくる。ここがTIの素晴らしいところだと確信している。運動が好きで体育大に行き、体育講師、高齢者指導、スポーツクラブでインストラクターをして現在に至るが、TIに出会って本当に感謝している。自分がTIを知らずに今も指導をしていたとしたら、どんな指導者になっていたのか想像もできない。今回もライターさんがどのように変身するのか、ワクワクしながらレッスンを進行した。

Tarzan 553号(2010年3月11日発売)

50分のクリニックを2コマという形でドリルの紹介をしながらレッスン開始。「以前、千葉すずさんに指導してもらっているんですが、それでもダメだったんですよ〜。大丈夫ですかね」と、まだ不安げなライターさん。

まずは現状の泳ぎを撮影。みんなで見てみると・・・足腰が下がった典型的な沈む泳ぎ。ジムで体を鍛えているため、体脂肪もかなり少ない(確実に10%以下だ)。

伏し浮きキック(スーパーマングライド)とスケーティングで斜めの姿勢を作ると腰がすぐに浮いてきた。初めてだというのにスケーティングの斜めの姿勢も3分ほどでバランスのいい形となり、ここでノーブレクロールを入れてみる。

すると・・・一番初めの泳ぎとはすでに別人!足腰は水面近くに浮いて、伸びて泳げるようになっている。さすがはトータルイマージョン!ここまで10分かかっていない。あんなに不安そうだったライターさんの顔がすでにパーっと明るくなっている。

この後は、ジッパースケート、ジッパースイッチを入れて、さらにリカバリーの際のバランスを調整。滑る感じが出てきたところでアンダースイッチを入れて推進力をさらにプラスする。とても反応がよく、指導するのに苦労しなかった。やはりレッスン前の情報として、TIのホームページと「かんたんスイミング」でそれなりに勉強して来られたからだと判断した。取材とはいえ、こんなにも変わるものかと見ているカメラマンと編集の2人が感心して、自分達もやれそうだと話している。(その後、カメラマン氏は自分で試してみたとのこと。見よう見まねでも全然違いました!と話していた)

このレッスンを記事にする・・・どんな感じになるのかと楽しみにしながら待つこと1カ月。3月11日に「Tarzan」の水泳特集が発売となった。全国で販売される雑誌の反響とは本当にすごいもので、3月11日以降「Tarzanを見て」という問い合わせやレッスン予約が増えている。しかも「カナヅチ克服レッスン」というタイトルだったため、今までまったくプールにも行っていないような方々まで来られるようになった。この3週間で船堀サロンだけ見ても20名近くの方が新たに通われている。

TIが、そして水泳が、広まる余地はまだまだ限りなくあるのだと、今回のTarzan掲載によって再確認したところだ。さらなるサービス向上と指導力向上を目指して、今まで通り楽しいレッスンを進めていきたいと思っている。

ぜひ船堀サロンにいらしてください。お待ちしています♪

【編集後記】TIスイムサロンは正面からの流水に向かって泳ぐエンドレスプールです。水上と水中に設置したカメラで撮影した映像を目の前の4分割画面モニターで確認しながら自分の泳ぐフォームをリアルタイムで修正できる施設です。今回の「Tarzan」の記事で紹介されたスイムクリニックは下記のURLをご参照下さい。(TIコーチ・中井博行)

【TIスイムサロン船堀】 http://tisalon.jp/index.html
【スイムクリニック】 http://tisalon.jp/programs/swimclinic.htm
【雑誌Tarzan】 http://magazineworld.jp/tarzan/553/

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