たくさんのドリルを効率よく学習できると好評の集中レッスンに、いよいよ平泳ぎが登場します。平泳ぎのドリルは1998年にビデオ化されて以来大幅な改良が加えられ、2006年に「カンタン・平泳ぎ」DVDが出版されます。TIスイムサロンでは一足早く、改良型ドリルを中心に「ラクに」「きれいで」「速い」平泳ぎをマスターできる集中レッスンを始めます。

◎カンタン・平泳ぎとは?

カンタン・クロールで多くのスイマーのスイミングライフを変えてきたTIでは、これまでに4種目(クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライ)のドリルをビデオやDVDで出版し、ワークショップ(講習会)を行っています。しかしクロール以外の種目については1998年にビデオ化されて以来パッケージとしては更新されておらず、専らワークショップやプライベートレッスンにおいて最新のドリルが導入されていました。

TIジャパンでは残り3種目のDVD化について米国TIからの出版許可を得たため、2006年初頭よりカンタン・シリーズとして3種目のDVDを出版します。これに先立ち、平泳ぎを11月から、またバタフライを12月から集中レッスンとしてご提供することになりました。

TIでは平泳ぎおよびバタフライを総じて「短軸の泳ぎ」(Short Axis Strokes)と呼んでいます。これは両種目とも腰(正確にはへそ下)を軸とした「うねり」が基本になっているためです。一方クロールと背泳ぎは頭頂部から背骨にかけての「長軸」を中心にした回転により推進力を得る「長軸の泳ぎ」(Long Axis Strokes)と呼びます。カンタン・平泳ぎではこの「うねり」を基本として、カンタン・クロール同様「抵抗の少ない姿勢」「かきや蹴りを意識しない」「体幹を使って進む」という魚のように泳ぐための基本原理を適用することで、よりラクに、よりきれいに、そしてより速い平泳ぎを実現しています。

◎従来の平泳ぎの学習法とどこが違うの?

カンタン・クロール同様、カンタン・平泳ぎもステップ化されたドリルを学習することで平泳ぎが泳げるようになります。従来はまずキック、次にプル、そして手足の組み合わせと学習するため、平泳ぎにおいて最も大切な「手と足のタイミング」をマスターすることが極めて困難でした。TIでは「うねり」を基本に手や足の動きを順番に加えるため、間違ったタイミングで覚えることはありません。

また手のかき、そして特にキックで平泳ぎは難しい動きをすることから、手や膝に大きな負担がかかることも従来の練習法ではありました。TIでは手はかくことより戻すこと、足は蹴ることよりうねりに合わせてコンパクトに動かすことを意識するため、無理な姿勢をとることがありません。また上半身を使って前方に進む意識を強く持つため、呼吸後の伸びが推進力と一致してかき数を大幅に減らすことができます。どれだけ伸びるかは、下の竹内のビデオをご覧ください。

◎集中レッスンでは何を学べるの?

2005年現在TIで使用している平泳ぎの12のドリル、およびそれらのドリルを補助するためのランド・トレーニングや水中での練習の全てを学ぶことができます。レッスン中は全てのドリルの見本を泳ぐ前に確認することができます。またドリルの練習風景はDVDにしてお持ち帰りできるのに加え、ドリルの説明書もお渡ししますので、ご自宅に戻ってからもお一人でじっくり練習することができます。

●サービスの内容

  • 定員4名様のグループレッスン(約5時間)
  • 平泳ぎの全てのドリルが対象
  • ビデオ撮影と確認を繰り返す効果的なレッスン
  • 始めと終わりにスイム(通常の泳ぎ)を撮影して効果を確認
  • 撮影したビデオはDVDにしてお持ち帰り
●サービスの価格とお支払い方法
  • お一人様:16,800円(昼食付き、消費税込み)
  • 当日サロンにて現金またはカードにてお支払いください。
●ご予約は
  • まず開催日程をご確認ください。
  • 電子メールまたはお電話によりご予約をお願いします。
    電子メール:salon@tiswim.jp
    電話番号:03-3877-1021
    (電話の受付時間は平日午前10時から午後5時まで)
  • 電子メールにはお客様のお名前、電話番号、選択する開催日を記入してお送り下さい。送り返し受付完了のメールをお送りします。
  • 予約は先着順となりますが、電話よりも電子メールの到着を優先しますので予めご了承ください。
トータル・イマージョン ビデオライブラリ
 
カンタン・平泳ぎ
−狭い穴を通り抜ける
平泳ぎは「抵抗を少なくする」「多くの力を前向きにする」ことがとても大切です。「狭い穴を通り抜ける」ように泳ぐTIの平泳ぎは、抵抗が少ないので滑るように進みます。
 
 
「うねり」から平泳ぎへ
平泳ぎとバタフライの基本的な動きは「うねり」です。「うねり」に手と足の動きが加わることで平泳ぎに変化する様子がよくわかります。プルとキックも自然にタイミングが合います。
 
ドリルの内容
1.バランスのとれた伏浮き
2.顔を上げた伏浮き
3.手を脇にしたボディドルフィン
4.手を伸ばしたボディドルフィン
5.パルス
6.ミニプル
7.素早いリカバリー
 (ボディドルフィンブレスト)
8.バックキック
9.ボディドルフィンキック
10.2アップ1ダウン
11.パルス・ブレスト
12.1アップ2ダウン

※ご注意

  • 完全予約制です。予約のないお客様はサロンに入れませんのでご注意ください。予約の際の前払いや、予約のキャンセルに伴うキャンセル料は発生しませんので安心してご予約いただけます。
  • 2回プールに入りますので、水着を2着お持ちください。
  • オリエンテーションの際に健康状態などをご記入いただきますが、回答内容によってはご利用をお断りする場合がありますのでご了承ください。
  • レッスンのご利用は原則として中学生以上とさせていただきます。
  • 無断キャンセルをされた場合、次回以降の予約ができなくなりますので必ず電話か電子メールにて前日までにご連絡ください。(電話の受付時間は平日午前10時から午後5時まで)
  • 施設等の都合によりレッスンを急遽中止する場合には、電話または電子メールにて2時間前までにご連絡致します。弊社からお客様の申告された連絡手段に情報が伝えることができる状態にありながら2時間前までに情報を伝えることができず、お客様がサロンまでいらした場合には交通費(電車およびバスを使用したときの最も低い運賃)を人数分弁済致します。
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