力の強弱こそスピードアップのコツ!? TIシニアコーチ 山口工
2018年5月10日
山口コーチ |
皆様こんにちは!
トータル・イマージョンの山口です。
季節の変わり目で体調をくずされていませんでしょうか。
暖かくなってきていよいよ水泳シーズンの到来ですが、冬場の練習の成果を試す準備はできていますか?
“泳ぎの見た目が良くなってきてけども、もう少しスピードがほしい...”
こういった課題を抱えている方がいらっしゃると思います。
スピードやタイムなどは全ての最終結果なので、一つのことで達成できるような単純なものではありませんが、今回は見過ごされることが多い「力の使い方」について簡単にお話します。
泳いでいるとき「どのタイミングで力を入れるか」はよく考えると思いますが、ではその反対に「いつ力を抜いているか」は考えていますか?
力を入れるということはその直前は力が抜けていなければいけません。
例えばギュッと拳を握っている状態からさらに握り込むのは難しいですよね。
そこで以下の二つのポイントを押させて練習をしてみてください。
- 力を入れるタイミングが明確にわかっていればその直前まで力をなるべく入れない。
- 力を入れる部分が終わったらなるべく早く力を抜いてリラックスする。
「力の使い方」がわかってくると想像以上に力を入れている時間が一瞬であると感じます。
力を入れている時間が長ければ長いほど、スピードアップの余地がある証拠かも!
フォーム矯正が行き詰まったと感じたときは、フォームの内容を気にしてみましょう。