ストローク数を数える  トータル・イマージョン代表 竹内慎司

 2017年10月10日

ストローク数を数えることが、永久上達への第一歩です。
ストローク数は、手を入水するときに1と数えます。
左右の手を入水すると、2ストロークになります。

○ステップ1
プールの長さを泳ぐときのストローク数を数えます。
行きと帰りの数が違っていることに気づくでしょう。
同じ泳ぎ方をしていてストローク数が異なるということは、プールに流れがあるということです。
ストローク数を数えて泳ぐときは、この違いを考慮に入れます。

○ステップ2
短い距離(片道または往復)を複数回泳いでストローク数を数えます。
30秒休憩して次を泳ぎます。
10回泳いでみて、ストローク数が変わるかどうか確かめます。
加速を上げればストローク数が減ります。
減速すればストローク数が増えます。
何回泳ぐとストローク数が増えるのかを観察します。

○ステップ3
長い距離を泳いでストローク数を数えます。
特に長距離(1500m以上)を目指す方は、次第に距離を延ばして400m程度続けて泳いでみてください。
どのくらい泳ぐとストローク数が増えるのかを観察します。

・ストローク数の覚え方
距離が長くなると全てを覚えることはできないので、最初のラップに対していくつ増減したかをざっくり覚えればよいでしょう。
最初が18ストロークで次が19ストロークなら、+1です。

ストローク数の変化を知ることで、自分の泳ぎの変化がわかるようになります。

 ©Easy Swimming Corporation