バタフライのキック TIマスターコーチ 高橋嘉仁

 2017年8月10日
高橋コーチ

トータル・イマージョン高橋です。今回はバタフライのキックのお話です。

バタフライは1ストロークに2回キックします。第1キックは沈むキック、第2キックは浮上するためのキックです。第1キックは股関節と膝を曲げてしっかりと打ち下ろします、第2キックは膝下だけを曲げて打ち下ろさずに軽く伸ばす程度です。

この使い分けができない方が多くつねに第1キックになっています、呼吸時にうまく顔が出せなくなるのもここに原因があります。

ビート板を使ってのキック練習の時も、ただうねるようにキックせずに、第1キックは強く、第2キックは弱く、で強弱をつけての練習をしましょう!

立位でも練習できます、第1キックは股関節と膝を曲げて伸ばした時に前に飛ぶように、第2キックは膝下だけを曲げて伸ばした時に後ろに飛ぶようにしましょう。

本当に飛ぶとひっくり返ってしまうので気をつけましょう!!
下図が立位での練習のイメージです。

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