呼吸に拘りすぎ!! TIマスターコーチ 高橋嘉仁

 2017年5月10日
高橋コーチ

先日バタフライを指導していて、「もう少し沈んだ方が良い」と話したら、お客様から「呼吸できなくなる」との返事が返ってきました。

沈まなければならない理由として、第1キック後の伸び(グライド状態)をつくり、手数を減らしてラクに泳げるようになる事です。

このお客様に限っての事ではなく、多くの方にこの考え思いがある様に感じます。

呼吸はとても大事な動作ですが、伸びを削ってしまっては本末転倒!!
上手く泳げない原因はその考え思いです。

まずは考え思いを変える事、沈んで伸びをつくっても、どうすれば呼吸が上手くできるのかを、正しく練習する事です。

クロールの呼吸の話でも同じ様な事を話しています、泳ぐ動作を覚えるのが先か、呼吸動作を覚えるのが先かと...、
呼吸に拘ってばかりだと絶対上手くいきませんよ〜(汗)

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