Swim Like Shinji:年齢の数だけ100を泳ぐ トータル・イマージョン代表 竹内慎司

 2017年5月10日
スイム 5200ヤード
健康のために水泳を始めてから15年が経過し、今ではあらゆる意味で水泳が生活の大きな割合を占めている。水泳を始める前に比べて8kg減量することができ、いまでは血圧、血糖値いずれも良好である。もし水泳をやっておらず、カウチポテトを続けていたらと思うとぞっとする。

52歳の誕生日を迎えて、いつものように練習して1日が終わるのも寂しかったので、100を52本泳いでみることにした。それも単に泳ぐのではなく、意味のある内容にしたかったので次のように泳いだ。

  • アップ:4本
  • ストロークコントロール:12本
  • テンポピラミッド:20本
  • ペース練習:14本
  • ダウン:2本

○休み時間の設定
短い距離を繰り返して泳ぐときに気をつけなければならないのが休憩時間である。51回の休憩で30秒休むとそれだけで25分以上かかることになる。そこで15秒を基本として、ペース練習のみ30秒とした。

○ストロークコントロール
4ラップのストローク分布は0:+1:+1:+2を基本とした。最初のセットの第1ラップが16ストロークだったので、以降は第1ラップを15, 14, 15, 16, 17に設定して各2セット泳いだ。

ストロークコントロールはテンポの制約がないので、ストロークを減らすときにはゆっくり泳げばよい。正しい動作を行うことで加速が上がるように力の入れ具合を調整する。

○テンポピラミッド
いつものように1.15秒からスタートして1.30秒まで落とし、そこから1.00秒まで上げた。1つのテンポで2回泳ぎ、1回目はテンポに合わせることに集中し、2回目は加速を上げてストローク数を減らす/維持することに集中した。

○ペース練習
目標ペースより15%遅い23秒、22秒、21秒で4本ずつ、最後に目標ペースより速い20秒で2本泳いだ。途中でSwiMP3のバッテリーがなくなり集中力が切れそうになったが、毎回同じ場所でビープ音が聞こえるように意識してスピードを出した。

ペース20秒でも借金を作らずに2本できたので、もう1本欲を出して泳ごうとしたところプッシュオフで足をつった。足をつりながら2本クールダウンに切り替えて泳いだ。

総時間1時間35分、移動時間は1時間17分であった。休憩の平均は21秒である。

100ヤード52本を泳いで目標を達成することができた。ラスト前に欲を出して足をつったことから、もう若くないので無理をしてはいけないということ、欲を出さずに当初決めたことを確実に行うべきであるということを学んだ。これから10年は同じように年齢分だけ100を泳いでみようと思う。

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