楽な息継ぎについて TIシニアコーチ 吉野功哉

 2017年3月10日
吉野コーチ

みなさんこんにちは吉野功哉です。
少しずつ暖かく感じる季節になってきました。
シーズンインの前に、寒くて遠退いていたプールへ行く回数を増やしていきたいと思っています。

さて今回は50mや100mで息が上がってしまい、長く泳げないという方へのアドバイスです。このような方非常に多いのですが、呼吸法に問題のある方がほとんどです。

息継ぎの姿勢が問題なのでありません。水中で息を止めていたり息を吐ききってしまうと、吸う量と吐く量のバランスが崩れ苦しくなってしまいます。

大きく息を吸ったり吐いたりしないようにしましょう。陸上と同じように浅く呼吸を繰り返す事で長い距離も楽に泳げるようになっていきます。息継ぎの苦手な方は、まず泳ぐ前に潜って鼻から息を吐き、顔を上げてパッと口で吸う練習をしてから泳ぐようにしてみて下さい。

水中で息を吐きだすタイミングは人それぞれです。ずっと吐き続けている方もいれば、顔を上げる時に吐きだす方もいます。

また、呼吸の回数も皆違うので、自分が最も楽に感じる呼吸法を見つけて下さい。

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