動作のズレを修正する TIマスターコーチ 高橋嘉仁

 2016年7月10日
高橋コーチ

サロンで泳ぎを撮影し初めて見た時に、ほとんどのお客様はがっかりします。なぜがっかりするかは、自分のイメージと実際の動作のズレがあるからです。

とくに水泳は水中で横になり腕脚の動きがほとんど見えないので、はじめからズレていると思ったほうが良いくらいです。

見えないところでも正確に動作できる感覚がないと、ズレていることに気付かずに、悪い動作の反復練習になってしまいます。

◎見えないところでも正確に動作できる感覚の練習法
 →立位で目を閉じる
 →腕を開きながら肩の高さだと感じるところで止める
 →目を開け肩の高さとズレいたら、正しい位置に直しその高さを覚える
 →正しい位置を覚えたらまた目を閉じての繰り返し
 ※ 1人の場合は鏡の前で確認して、正確に肩の高さで止められるよう反復練習します。脚は1歩前に目標物を置いて、目を閉じてその目標物の場所に脚を踏み出せるよう練習します。

見えないところでも正確に動作できる感覚をつけてから、技術練習を行うと悪い癖もつかないし上達のスピードも上がります。

ぜひ練習前に目を閉じての練習を!!

 ©Easy Swimming Corporation