センサーを磨いていますか? TIシニアコーチ 山口 工

 2015年6月10日
山口コーチ

皆さん こんにちは!
トータル・イマージョンの山口です。

皆さん日々の練習などで「意識していること」があると思いますが、「感じとっていること」はどのくらいあります?

例えば上手な人の真似をしようとしたとき、予想外の動きをしてる自分の姿に愕然としたことありませんか。
これは「意識する=アウトプット」ばかりを考えてしまい、自分がどういう状態かを「感じとる=インプット」が欠けてしまったこと原因の一つです。
アウトプットとインプットは二つ揃って一つと成ります。

インプットの代表的なのは、身体のパーツの位置把握です。

例えば、手がどこにあるか?どこを向いているか?何かに対してどのような角度になっているか?など。
レッスンで立位のリハーサルを行うとき「泳いでいる時もその姿勢になっていますか?」という質問をよくしますが、ほとんどの場合は全くそうなっていないという反応が返ってきます。

陸上など慣れた環境では身体のセンサー(インプットやアウトプットをする感覚)がしっかり働きますが、水中など特殊な環境になるとセンサーよりも自分の意識が勝ってしまい「やっているつもりだができない」に陥ってしまうのです。

まずは落ち着いてセンサーが働く環境でインプットとアウトプットをしてみましょう。
そこでできたならばいよいよ水中などで試してみましょう!

ドリル練習はこれらを磨くためにありますので、今日から練習するときはセンサーしっかり磨くこと念頭においてドリルをおこなってみましょう。

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