Eスイムレベルとは

  • これまでの検定とは全く異なる、「速さ」と「効率」の両立を目指して考案されたクロールの技術レベルの測定方法です。
  • 効率として「ストローク数」および「身長」によって求められる「ストローク長身長比」を使います。このため背の高い低いによるストローク長の差の影響を取り除きました。
  • 合格・不合格ではなく、現在のレベルを知ることができます。(英検よりはTOEIC/TOEFL的)
  • 検定に必要なデータは「プールの長さ」「身長」「ストローク数」「タイム」の4つだけです。
  • ストローク長身長比(以下身長比)が100%を超えると、ボーナスポイントにより速度がアップし、100%を下回るとペナルティにより速度がダウンします。この修正速度を「Eスイムスピード」と呼びます。
    ○ストローク長身長比=(25m÷ストローク数)÷(身長・メートル)
    ○修正タイム=タイム÷ストローク長身長比
    ○Eスピード=プール距離÷修正タイム
  • Eスピードと身長比によりEスイムレベルが決まります。このレベル分けはワークショップに参加された2500人のデータに基づいています。
  • 各レベルにおける身長・ストローク毎の標準タイムはこちらをダウンロードしてください。

Eスイムレベル一覧表

【男性】
Eスイムレベル Eスイムスピード 身長比 構成比
スーパーEスイマー 2.0m/s以上 150%以上 0.6%
エリートEスイマー 1.5~2.0m/s未満 125%以上 2.4%
上級Eスイマー 1.0~1.5m/s未満 100%以上 20.0%
中級Eスイマー 0.8~1.0m/s未満 制限なし 28.0%
初級Eスイマー 0.6~0.8m/s未満 制限なし 32.6%
入門Eスイマー 0.6m/s未満 制限なし 16.4%
【女性】
Eスイムレベル Eスイムスピード 身長比 構成比
スーパーEスイマー 1.8m/s以上 150%以上 0.6%
エリートEスイマー 1.2~1.8/s未満 120%以上 2.6%
上級Eスイマー 0.85~1.2m/s未満 95%以上 19.5%
中級Eスイマー 0.67~0.85m/s未満 制限なし 28.0%
初級Eスイマー 0.5~0.67m/s未満 制限なし 31.5%
入門Eスイマー 0.5m/s未満 制限なし 17.9%

EスイムスピードとEスイムレベルの計算

性別、プールの長さ、身長、ストローク数、タイムを入力して[Eスイムレベルを計算する]ボタンをクリックすると、平均速度、ストローク長身長比、Eスイムスピードが計算されます。ストローク長身長比とEスイムスピードの結果からTIレベルが表示されます。
○測定時の注意
・ストローク数:入水する手を左右別に「1」と数えます。
・タイム:壁から足が離れた瞬間から計測を始めます。
・泳ぎ方:スタート後の水中ドルフィンキックは行いません。
・テンポトレーナーを使用する場合、最初のビープ音で壁を蹴り、次のビープ音でひとかきして3番目で入水します。
(計算後のテンポは上記の方法で計測したと仮定したもの)

性別:
男性
女性
プールの長さ:m 身長:cm ストローク数: タイム:

テンポ: 平均速度:m/s
ストローク長身長比% Eスイムスピードm/s
Eスイムレベル: